【オンライン・東京】研究協力者募集「教育分析におけるクライエント体験−セラピストに対するインタビュー調査−」:お茶の水女子大学大学院

研究協力依頼文

私は,お茶の水女子大学大学院 発達臨床心理学領域 博士後期課程1年の加藤碧子と申します。この度「教育分析におけるクライエント体験−セラピストに対するインタビュー調査−」を行うこととなりました。つきましては,ご多用のところ大変恐縮ではございますが,下記内容をお読みいただき,研究へのご協力にご承認をいただきますよう,お願い申し上げます。
なお,ご承認をいただきました折には,誠にお手数ではございますが,こちらのgoogleフォーム(https://forms.gle/knLBjtxQ73A5QpEF9)へのご回答あるいは研究責任者(お茶の水女子大学大学院 加藤 碧子)までその旨ご連絡いただきますよう,何卒よろしくお願い申し上げます。

 

【研究の目的】
この研究は、心理療法の価値はどのように意味づけられているのかナラティブの側面から明らかにすることが目的です。語りを扱う心理療法実践は医学モデルに基づく数量的な効果だけでなく、社会的実践として成立するための、主観的的意味づけといったナラティブの要素も重要であると考えられます。
そこで、本研究では、教育分析などの経験を持つセラピストの方にインタビューさせていただきたいと考えております。セラピストは、教育分析などのセラピストのセラピーを経験することで、心理療法の効果への確信を強めることが研究によって示されています(Grimmer & Tribe, 2001)。そのため、インタビューを通して、どのように効果を実感し、どのような効果への確信を見出しているのか明らかにしたいと考えています。
また、国内では教育分析といったセラピストのセラピーはあまり普及していないため、セラピストのためのセラピーの教育や訓練としての意義を示すことも本研究のもう一つの目的です。

【対象となる方】
次の全ての条件を満たす方を対象としております。
① 教育分析や個人分析といった、セラピストとしての自己研鑽のために自らの問題を扱った継続的な個人セラピーを受けたことがある方
② 臨床経験年数5年以上の方(臨床現場に出て働き始めた年を1年目として計算)
③ 臨床心理士あるいは公認心理師の資格を持っている方
④ 研究内容を承諾してくださり,研究協力承諾書の取り交わしができる方

【協力していただくこと】
協力者の方には,セラピーの経験の何に効果を見出していたか、心理療法観に何か変化があったか、何が役立っていたと感じたかといった主観的体験についてお話していただきます。ご協力いただけるようでしたら,必要に応じて,お一人あたり二回のインタビューをお願いする可能性もございます。
インタビューは60~90分程度を予定しており,協力者の方のご希望に応じて,対面またはオンライン会議ツールZoomを用いて実施いたします。対面の場合は,お茶の水女子大学内の教室あるいはご希望の場所にて実施いたします。また,インタビュー内容は対面の場合には録音,Zoomの場合には録画をさせていただきます。

【プライバシーと情報管理】
本研究ではプライバシーを最大限に配慮いたします。インタビューへの協力は任意であり,その内容は承諾をいただいた上で録音・録画させていただきます。研究責任者が逐語録を作成する際には,個人が特定されることのないよう,一切の固有名詞を伏せ,記号にて記載いたします。逐語録をもとに,研究責任者本人が,分析作業を行います。
記録の管理保管については万全を期し,インタビュー内容と協力者の個人情報とが関連づけられないよう,研究協力承諾書,逐語録,録音・録画媒体は,それぞれ別に保管,管理の上,一定期間を過ぎた後に廃棄いたします。

【結果の発表と研究協力の謝礼】
調査結果は,博士論文および専門誌への投稿あるいは学会にて発表予定です。結果を報告する論文において,逐語録の内容の一部を抜粋する場合には,個人が特定される情報は削除し,内容が維持される形で記述いたします。
なお,本研究への参加取り止めはいつでも可能です。インタビュー中あるいはインタビュー終了後に参加を取り止める場合には,録音・録画媒体は完全に消去し,逐語録その他の書類も処分いたします。但し,博士論文として公表された後に内容を削除することはできかねます。参加の取り止めを希望される場合には,恐れ入りますが,令和6年12月31日までに研究責任者までお申し出いただきますようお願い申し上げます。
インタビューにご協力いただいた方には,心ばかりではございますが,一回のインタビューにつき1,000円相当の謝礼及び大学内実施の場合は交通費(実費)をお渡しいたします。
また,ご希望であれば完成した論文を送付いたします。

ご多用のところ大変恐縮ではございますが,研究へのご協力を心よりお願い申し上げます。なお,ご協力いただける方は,誠にお手数ではございますが,Googleフォーム(https://forms.gle/knLBjtxQ73A5QpEF9)へのご回答あるいは下記メールアドレス宛にご連絡いただきますよう,何卒よろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが,調査についてのご質問やご意見などございましたら,ご遠慮なくご連絡ください。

令和5年12月

加藤 碧子

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科
人間発達科学専攻 発達臨床心理学領域
博士後期課程1年
g2370303@edu.cc.ocha.ac.jp

 


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