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【大阪】治療的対人コミュニケーション・スキル:一般社団法人国際心理支援協会 4/28

治療的対人コミュニケーション・スキル

心理的援助は,人間関係の中で提供される。心理的援助の場面で,適切な人間関係が構築されなければ,学んできた知識やスキルはすべて宝の持ち腐れとなる。いわば,人間関係はOS(オペレーティング・システム)なのである。OSがなければ,心理療法の技法というアプリは上手く作動しない。
また,クライエントとの治療同盟は,日常の対人関係とも異なっており,すべてはクライエントの利益を最大化し,損害を最小化することに焦点化されている。こうした対人コミュニケーション・スキルについて学べる機会は本邦においては非常に少ない。
本セミナーでは,対人コミュニケーション・スキルを,
1)非言語-言語
2)象徴-具象
3)効果的な質問テクニック
4)催眠由来のスキル
といった観点からレクチャーする。
あらゆる心理療法を適用する基盤となる対人コミュニケーション・スキルについて学ぶ貴重な機会となるだろう。

主催:
一般社団法人国際心理支援協会

日時:
4月28日(日)9時20分開場、10時~13時(途中、適宜休憩あり)

場所:
CIVI北梅田研修センター (大阪市北区芝田2-7-18)

受講料:
9,720円(うち税720円)

受講要件:
公認心理師、臨床心理士、医師、その他対人援助職(公認心理師試験受験資格を取得予定の方を含む)、心理その他対人援助職になるための大学院生

講師:
福井義一

【お申込みはこちらから】
https://ws.formzu.net/fgen/S19355685/

→◆3.【4月28日9時~13時】福井:心理職に必要な「治療的コミュニケーションスキル」WS◆
※参加者の3割以上が臨床心理士であった場合、臨床心理士ポイントの申請が可能です。
本研修会がその条件を満たす場合、研修会終了後にお知らせいたします。

福井義一
甲南大学 教授 臨床心理士 専門健康心理士
ストレスマネジメントの領域から心理臨床の世界に入り,精神科や心療内科といった医療機関で心理療法に従事する傍ら,小学校から高等学校までの10校以上の学校現場でスクールカウンセラーとして勤務し,学校での緊急支援にも関わる。また,学生相談室での勤務経験もある。その間,日本で流通していたありとあらゆる心理療法を学ぶ。
大阪国際大学,京都学園大学,東海学院大学を経て現職。神戸岡本トラウマケア・ルームTAPIR〈タピア〉(Trauma Approach for Peace, Integration and Recovery)を主宰。主にトラウマ関連障害に対する心理療法を提供している。
専門領域は,心理臨床領域では,身体志向のトラウマ・ケアで,自我状態療法,EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法),TFT(思考場療法),Somatic Experiencing,催眠,TRE(緊張・トラウマ解放エクササイズ),タッピングタッチ,Brainspottingなどによる複雑性トラウマや解離性障害の治療。
他に,被虐待経験や不安定愛着が将来の心身の健康,特に解離性障害や身体愁訴に及ぼす影響について,行動科学的手法を用いた基礎研究を行っている。それ以外にも,催眠の我が国への受容,ロールシャッハ・テスト,いじめ被害者への有責性認知,タッピングタッチの効果研究,我が国の風習と心身の健康など,幅広いテーマを扱っている。
これまで,Ego State Therapy International理事,日本EMDR学会理事,日本催眠医学心理学会常任理事,日本臨床催眠学会理事,日本心理学会評議員,日本自律訓練学会評議員,日本心身医学会代議員,エビデンスに基づく統合医療研究会理事・評議員を歴任。Ego State Therapy Japanの現代表でもある。
分担執筆
『親子で楽しむストレスマネジメント』(あいり出版)
『わかりやすいMMPI活用ハンドブック―施行から臨床応用まで』(金剛出版)
『心理学実験を学ぼう!』(金剛出版)
『自伝的記憶と心理療法』(平凡社)
『心理学概論 第2版』(ナカニシヤ出版)
『逆転の心理面接』(日本評論社)
翻訳
『自我状態療法:理論と実践』(金剛出版)
『催眠をはじめるときに知っておきたかった101のこと』(金剛出版)
『身体に閉じ込められたトラウマ:ソマティック・エクスペリエンシングによる最新のトラウマ・ケア』(星和書店)
『EMDRがもたらす治癒:適用の広がりと工夫』(二瓶社)
『マインドフルネス認知療法ワークブック:うつと感情的苦痛から自由になる8週間プログラム』(北大路書房)

【お申込みはこちらから】
https://ws.formzu.net/fgen/S19355685/
→◆3.【4月28日9時~13時】福井:心理職に必要な「治療的コミュニケーションスキル」WS◆
※参加者の3割以上が臨床心理士であった場合、臨床心理士ポイントの申請が可能です。
本研修会がその条件を満たす場合、研修会終了後にお知らせいたします。

編集部