高速道

車の逆走「不注意」8割 認知症は1割未満

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 全国各地の高速道路で車の逆走による事故が相次いでいる問題で、逆走したドライバーが認知症や飲酒などで特異な状態だったケースは2割に満たないことが国土交通省の調べで分かった。8割のドライバーは、判断能力に問題がなかったとみられ、何らかの不注意などで事故を起こした可能性が高い。

 ■過去6年間、ドライバー年齢別で65歳以上が67%

 国土交通省などによると、全国の高速道で確認された逆走事案は2013年が143件▽14年が212件▽15年が259件--と増加傾向。今年も6月末までの半年間で119件あり、うち28件が事故につながった。

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