LGBT

先生も学ぼう…正しく理解し、からかい根絶へ

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
自身の体験談を交え、塾講師に性的少数者について説明する市川さん(奥)=名古屋市千種区で2016年3月、大野友嘉子撮影
自身の体験談を交え、塾講師に性的少数者について説明する市川さん(奥)=名古屋市千種区で2016年3月、大野友嘉子撮影

名古屋の塾など研修

 同性愛など性的少数者(LGBTなど)について、学校や学習塾など教育現場で理解を深めようとする動きが東海地方で広がり始めた。

 名古屋市千種区の「坪田塾」で3月、塾の先生13人を対象に研修会が開かれた。講師を務めたのは、名古屋市を拠点に活動する「オン・ザ・グラウンド・プロジェクト」代表で、自身がゲイという市川武史さん(33)。性的少数者の自殺リスクが高いことを説明し、生徒から相談された時には「私に話してくれてありがとう」と伝えることを勧めた。

 坪田信貴塾長はかつて、ゲイだと打ち明けてきた生徒の思い詰めた表情を見て「教育に携わる人間として(性的少数者について)きちんと知る必要がある」と考えたという。

この記事は有料記事です。

残り468文字(全文778文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月