熊本地震 被災地の避難所等で 生活をする赤ちゃんのための Q&A 日本未熟児新生児学会

被災地の避難所等で生活をする赤ちゃんのための Q&A
日本未熟児新生児学会 災害対策委員会版
2014年11月版

Q1 母乳で栄養が足りているの?
A  赤ちゃんが元気で、いつものようにおしっこが出ていれば大丈夫です。

Q2 哺乳瓶がないときは?
A  赤ちゃんでも紙コップで飲めます。

Q3 粉ミルクが足りないときは?
A  湯冷ましと砂糖があれば、一時しのぎできます。

Q4 赤ちゃんを寒さから守るには?
A  タオルなど手もとにあるものを利用しましょう。

Q5 紙オムツが少なくなったとき、なくなったときは?
A 手持ちの紙オムツの最大活用。レジ袋とタオルで代用オムツなどのくふうを。

Q6 清潔が保てないときは?(お風呂に入れられない、お尻拭きがないなど)
A  少量のお湯で、皮膚をきれいにする方法です。
顔→手→胴体(胸・おなか)→背中→足→おしり周辺と、体を順番に拭いて
いきます。

Q7 オムツかぶれを防ぐには?オムツかぶれになってしまったら?
A  オムツかぶれは予防も治療も基本は同じです。

Q8 湿疹がひどくなったら?
A  できる範囲のスキンケアで大丈夫。

Q9 便秘になったら?
A  「の」の字マッサージがオススメ。

Q10 下痢になったら?
A  水分補給をしてあげましょう。

Q11 吐いていたら?
A  吐いても機嫌がよくて、母乳やミルクが飲めれば大丈夫。

Q12 鼻水や鼻づまりで苦しそうなときは
A  母乳やミルクが飲めていれば、鼻水は出ていても赤ちゃんは大丈夫。

Q13 咳やぜえぜえがひどいときは?
A  眠れて、母乳やミルクが飲めていれば大丈夫。

Q14 (体温計がなくてはかれないけど)熱っぽいときは?
A  いつもと同じように、「飲む、寝る、遊ぶ」ができていれば大丈夫。

Q15 お母さんの疲れ・ストレスがたまっているときは?
A  十分頑張っているのだから、家族や周囲の人に手助けを求めましょう。

Q16 夜泣きがひどいときは?
A  赤ちゃんも不安を感じているもの、抱っこしてあげましょう。

より詳細な情報は
http://plaza.umin.ac.jp/~jspn/shinsai/pdf/qastaff.pdf

その他の情報(専門家向け)
http://plaza.umin.ac.jp/~jspn/shinsai/

それぞれ「臨床心理支援資料」に追加しました。
以上


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