年齢を重ねれば重ねるほど、価値ある友情を育むのは難しくなりますが、こうした友情は、仕事や、成功にとって重要なことです。専門誌『Psychology Today』の見解によれば、私たちの寿命にとっても大切なものなのだとか。社会老年学者のDawn Carr氏は、人は価値観を共有する人々との意義深い関係性によって、ネガティブな感情への耐性がより強くなるだけでなく、生理学的予防効果もあるとしています。ある研究によると、例えばボランティアをする人たちは、炎症の程度が比較的軽いそうです。

彼女が提案する次のテストで、あなたの現在の状態を知ることができます。

あなたには家族を除いて、助けを必要とするとき、真夜中に電話をしたいと思う人が何人いるでしょうか? 何人の人がベッドから出て、あなたを助けてあげたいと思ってくれるでしょうか? 自分の人生に影響する重大な出来事があったらどうしますか? あなたは誰に電話しますか?

もしこの2つの質問に関して、あなたが思い浮かぶ人数が2人未満だったら、自分の人生における社会的関係の役割についてもっと真剣に考えるべきです。そして、明確な人生の目的も持っておらず、自分の時間の過ごし方をいかに評価するか、誰と自分の時間を過ごせばよいかわからないのなら、いったん後戻りしてじっくり考えるべきです。正しい友人を選べば、彼らはあなたの寿命に重要な役目を果たし、良い影響を与えてくれるでしょう。ですから、友人は慎重に選びましょう。

頼れる友人が最低でも2人いるでしょうか? 考えてみてください。

Your Friends Impact How Long You Live|Psychology Today

Melanie Pinola(原文/訳:コニャック

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