『社会心理学と人格科学』誌掲載の研究によると、数ある後悔の中でも、恋の後悔が最も辛いものだと判明した。この研究は、成人のアメリカ人500名を被験者にして、最も強い後悔と、最も弱い後悔とを思い出してもらい、それぞれの状況を説明してもらうというもの。結果は、恋愛と個人的な人間関係に関する後悔が、最も影響が強いというものであった。仕事に関する後悔”も20%存在していたが全く劣勢で、“恋愛と個人的な人間関係に関する後悔”が 56% と、2倍以上優勢であった。個人的な人間関係への後悔の方が、例えば仕事に関する後悔よりも、強烈に感じるのは、人間固有の帰属の要求によるものであるとアメリカ・ノースウェスタン大学のビジネススクール、ケロッグ・スクール・オブ・マネジメント教授のニール・ローゼ氏は考えている。「人間は基本的に社会的な生き物であり、他の人々との絆から多くの精神的な支えを得て生きているのです。我々のチームが計測した後悔は、その反映だと考えています」とローゼ教授はコメントしている。2012.03.12 Menjoy
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