“女性の魅力度に比例して、男性は優しく利他的にふるまう頻度が上がる”という研究結果は、シェフィールド・ハラン大学のウェンディ・アイルデール博士とアムステルダム自由大学のマーク・ヴァン・ヴュット博士、そしてオックスフォード大学によって行われた、ふたつの実験からわかったそうです。まず、ひとつめの実験は、平均年齢21歳の男女65人ずつ集め、あるコンピューターゲームを全員で協力してプレイするというもの。このゲームは、自分のお金を使って寄付（＝利他的な行為）できるようになっていて、これをすると他のプレイヤー全員が得をします。でも、寄付したところで自分自身は特に何も得をしません。またコンピューターゲームなので、プレイヤー同士は互いに誰が相手か分かりません。ただ、態度の違いを調べるため、プレイ中“横で非常に魅力的な男性と女性、どちらかがプレイヤーを見守る”という条件でゲームは行われました。結果、男性の場合、“横に魅力的な女性がいるときは寄付の数が明確に増加した”とのこと。一方、女性は横にいるのが男性でも女性でも、寄付の数は変化しなかったそうです！もうひとつの実験では、男性のグループに対し“寄付をするように”求めました。すると、驚くべきことに“そばに魅力的な女性がいると男性は、互いに競い合い、寄付が増加した”のだとか。しかし女性は、男性がそばにいても寄付が増えることはなかったそうです。2012.2.17 Menjoy
参考リンク
Men behaving nicely: Selfless acts by men increase when attractive women are nearby – Science Diary