乳児期から成人期初期までについては、出生順位が代謝と体組成に影響を及ぼしている可能性を示唆する証拠が得られているが、中年期における影響可能性については解明が進んでいない。今回、Wayne Cutfieldたちは、2つの独立した臨床試験に採用された50人の過体重の男性健常者(40~50歳)を対象とした研究を行った。その結果、第1子である被験者の体重が第2子である被験者より6.9キログラム重く、BMIも高いという傾向が明らかになった。また、体脂肪量で補正したインスリン感受性は、第1子が第2子より33%低かった。2014.2.7 natureasia.acom
原著リンク Among overweight middle-aged men, first-borns have lower insulin sensitivity than second-borns – SCIENTIFIC REPORTS
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