健忘症患者H・M、アメフラシ、マウス、そしてヒト 『記憶のしくみ』

アメフラシがこのような非陳述記憶において『学習』するのに必要な神経細胞はわずか100個ほどでしかない。この本の著者の一人でもあるエリック・カンデルは、単純な神経システムを持つアメフラシを用いて記憶の分子メカニズムを次々と明らかにしていった。そして、そのメカニズムは、基本的なところで、ほ乳類にいたるまで進化的に保存されていることが明らかになった。残念ながら、アメフラシには陳述記憶などできはしない。陳述記憶についての動物実験は、サルを用いた研究から始められた。そして、いろいろと工夫した実験方法を取り入れることにより、マウスやラットにも陳述記憶があることがわかった。この展開は大きかった。特定の遺伝子を破壊したマウスを用いることができるようになり、陳述記憶の分子機構がどんどん解明されていったのである。2014.1.14  HONZ


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