【静岡】医科大学精神医学講座 臨床心理研修生 / 臨床心理士受験資格を持つ人(非常勤)
- 2014/1/12
- 求人
業務内容:
当教室の研修(約2年)の目的は、精神疾患の正しい理解、様々な心理検査の実施と解釈、森田療法や認知行動療法といった精神療法を身につけることにあります。
研修生は、主治医の指導のもと入院中の患者を担当し、うつ病、摂食障害、統合失調症、不安障害といった様々な精神疾患をもつ患者の治療に関与し、臨床経験を積んでいきます。担当患者の心理検査を施行することを通して、疾患特有の検査結果の特徴をつかむことができ、治療に心理検査を役立てていく方法を身につけていくことができます。
精神療法の研修は、毎週行われる教授回診や、毎朝の主治医グループのカンファレンスを通じて、各疾患に対して行われている精神療法の過程や方針を見聞きすることから始まります。当教室では、入院・外来での森田療法及び認知行動療法を積極的に行っています。入院森田療法に関しては、病棟での患者の様子をみながら具体的な治療プロセスを学んでいくことができます。加えて、定期的に開催される森田療法、認知行動療法の症例検討会に参加し、実践的な知識を身につけられます。
また、近年様々な領域で関心を集めている発達障害児者に対するアセスメント法を学ぶこともできます。発達支援の基本として注目されているペアレント・トレーニングの実践講座への参加を通じて、本人のみならず家族に対する基本的な介入技法を学ぶ機会もあります。
研修期間中には学会発表を行うことも可能です。研修を終了した方々の多くは、浜松医科大学精神科の関連病院で臨床心理士として活躍しています。公務員心理職や教育施設などの分野で活躍している方もいます。
応募条件:
・臨床心理士指定大学院を修了見込みで臨床心理士受験資格を取得できる
・体力に自信があり、浜松市もしくはその近郊での非常勤勤務が可能
・経済的余裕がある(研修1年目は、1ヶ月の収入が10〜15万ほどで、一人暮らしをするのに十分な収入は得られません)
・車での移動が可能
・精神医学および心理学の研究に興味を有する
採用予定:
平成26年4月より約2年間
締め切り:
記載なし