顔色でおいしさ分かる?=血流が変化:東工大など

東工大の林直亨教授と県立広島大の鍛島秀明助教らの研究チームによって「おいしい」と感じているかどうかは、顔の血流の変化を調べれば分かるという実験結果が発表された。客観的な評価が難しい「おいしさ」を測る手法の開発につながると期待される。実験では、男女計15人にオレンジジュース、コンソメスープ、苦いお茶、コーヒー、チリソース、水の計6種類をごく少量ずつ味わってもらい、おいしいと感じたかどうかを11段階で評価させた。同時に、顔の各部位の血流量や血圧の変化を測定した。多くの人がおいしいと感じたジュースやスープは、まぶたの血流量が平均で14%増加した。一方、おいしくないと感じた苦いお茶では鼻や額の血管が約4%収縮するなど、実験の参加者が感じたおいしさと血流の変化に関係性が見られた。林教授は「筋萎縮性側索硬化症(ALS)や筋ジストロフィーなど、意思を言葉で表すのが難しい患者に、好みにあった食事を提供できるような応用をしたい」と話している。2014.01.09 nifty ニュース 


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