ビタミンEがアルツハイマー病の進行を鈍化させる効果があるという研究報告が発表された。Minneapolis VA Health Care SystemのMaurice W. Dysken教授らは、約2年間にわたり、600人以上のアルツハイマー病患者を調査。軽~中程度のアルツハイマー病でアセチルコリン・エステラーゼ阻害剤を服用中の患者613人を「ビタミンEのみ(2,000 IU/日)」、「メマンチンのみ(20 mg/日)」、「ビタミンEとメマンチン」、「プラセボ群」のグループに分け、その効果と安全性を比較した。その結果、「ビタミンEのみ」を服用したグループは、約2年間で6.2カ月も病気の進行が鈍化。プラセボ群と比較すると、19%(1年に換算した場合)の鈍化である。また、介護に要する時間にすると、1日あたり2時間の減少であるという。2014.01.09 QLife Pro
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