“話したくても話せない”不安障害「場面緘黙(ばめんかんもく)」とは

場面緘黙とは、家庭などリラックスした場所ではおしゃべりできるのに、幼稚園・保育園・学校などの社会的な状況で声を出したり話したりすることができない状態のこと。医学用語では「選択性緘黙」と言い、不安障害の一種と考えられています。話せないと言うと「それって自閉症のこと?」と思いがちです。確かに、場面緘黙の人の中には、広汎性発達障害や自閉症スペクトラム障害など他の障害を併せ持つ人も存在します。ですが、場面緘黙の人は、ほとんどの場合、言語能力や知的能力に問題はありません。家では話せるのに学校に行くとしゃべれないといったように「人・場所・活動」の3つの 要素によって状況が左右される場合が多いそうです。極度の不安や緊張のために、ある特定の場面で話せなくなってしまう子供達は、大人しい子・はにかみ屋と思われてしまい、学校現場では問題視されず、見過ごされてしまうこともあるのだとか。「名称は知っているけど、支援の仕方はわからない」という先生も多いと言います。2013.12.13  NEWSポストセブン

Is Selective Mutism an Anxiety Disorder? Rethinking Its DSM-IVClassification


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