豪ニューキャッスル大学と仏リール大学の研究により、重度の脳損傷を負った患者がポップミュージックを聴くと、記憶の回復が見込める可能性が明らかになった。実験では、脳損傷患者5名と、正常な脳の被験者5名に彼らに馴染みのあるポップミュージックを聴かせ、その曲に聴き馴染みがあるか、その曲が好きか、どんな記憶が呼び起こされたかなどの質問に答えてもらった。その結果、音楽を聴くことにより思い出した記憶の数は、脳損傷のあるなしに関わらずほぼ同じであることが明らかに。それどころか、最も多くの記憶を思い出したのは脳損傷患者の1人だったそう。なお、思い出した記憶の種類は、全ての被験者に共通して人や人生のある期間などで、一概にポジティブな思い出だったという。同研究を指揮したAmee Baird氏とSéverine Samson氏は、「今回の研究結果は、音楽が自伝的記憶を呼び起こすのに効果的な刺激であることを示しており、記憶喪失のリハビリにも活用できる可能性もある。ただし、この方法が使えるのは、自伝的記憶が根本的に欠乏しておらず、音階感覚が残っている患者のみだ」と締めている。2013.12.13 IRORIO
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