患者さんが「薬なしで治療してもらいたい」と希望する場合、薬なしで治療してもらうことは可能でしょうか？これに対して精神科医の西井重超先生は以下のように説明している。
「症状の程度が軽い場合は、対話などで心に働きかける精神療法だけで治療することもまれにはあります。しかし精神療法を行うにしても薬物療法とあわせて行ったほうが治療効果は上がると言われています。ほとんどの場合に薬物療法は有効であり、多くの精神科医の先生が薬物療法メインでの治療を行います。」「重症な人は投薬を行ったほうが好ましいでしょう。たとえば、包丁を持って“もう死にます！”と泣き叫んでいる人に対して、投薬治療を含め積極的な医療の介入を行う必要は大きいと思います。このほか、薬物治療が望ましい症状として、“まったく眠れない”、“食欲がなくて体重がみるみる減っていく”などが挙げられます。」
「軽い症状の人は病院に来ずにカウンセリングルームなどで対応して、投薬を行わずに治療することも可能かもしれません。たとえば、“友達とけんかをして学校には行きたくない”という場合に精神科医療が必要かというと、必要ではない場合も多いのかなと思います」2013.11.26 WooRis
栃木県 矢板市 佐藤病院 業…
大阪府 大阪狭山市 近畿大学医…
心理職支援団体MOSS主催で、…
広島県 東広島市 東広島市役所…
東京都 荒川区 荒川区立教育セ…
▼企画の案内はこちら(下記と重…