豪マッコーリー大学のジェーン・フランクリン氏らがおこなった研究によると、糖分の多い甘い飲み物を長い期間摂取し続けると、多動性障害を引き起こしたり、脳内のたんぱく質レベルが変化する原因となる可能性が明らかになった。アルツハイマー病やがんなどでも、似たような脳内化学物質の変化が見られるという。
実験では、水に砂糖を加えたものをマウスに1カ月間与えたところ、そのマウスが多動性障害になることが確認された。また、脳の前頭皮質から採取した組織を分析した結果、意志決定を司る部位が生産するたんぱく質のうち20%(約300種類)が、通常より多くなったり少なくなったりと大幅に量が変わっていることもわかったという。2013.11.15 IRORIO
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