なんと幼児は生後15ヶ月でもう善悪の区別がついていた!?

まず赤ちゃんたちにクラッカーとミルクを与えたそうです。ただしこれらの配布量は平等ではなく、それぞれに不平等に与えたとか。赤ちゃんたちは配布中に配布物を観察し、クラッカーやミルクが多く与えられた赤ちゃんの配布物を長い時間注意深く見つめていたという面白い結果が出たのです。実験を行ったゾンマヴィル博士は、「幼児たちはそれぞれが平等にクラッカーとミルクが与えられることを期待していたようですが、ひとりの幼児だけが他の子よりも多く与えられたことに、とても驚いた様子を示した」と語っています。また興味深いことに、同じ赤ちゃんで行われた研究では、“食べ物の不平等な配布に、より驚きを示した赤ちゃんは、自分の大好きなおもちゃを他人と共有する意思を示した”とのこと。つまり、この実験から分かることは、食べ物への公正さに敏感な赤ちゃんほど、非常に若い月齢でさえも、利他的にふるまうことが出来るということです。2011.10.21  美レンジャー


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