【セミナーご案内動画】
https://youtu.be/qEIP2VeQwA8
【概要】
本セミナーは、若者と関わる対人援助職が自殺対策において求められる知識や研究知見、支援の考え方を体系的に学ぶプログラムです。前半は、自殺を多様な視点で理解し、自殺対策の最新動向や国際的な知見も踏まえながら、若者・学生に特徴的なリスク、援助要請の課題、スティグマなどについて解説します。また、学生を対象とした自殺予防教育プログラム「CAMPUS」をはじめとする研究知見を紹介します。さらに、必ずしも自殺予防を前面に出さない日常的な関わりの中で実践できる一次予防について、トラウマインフォームドケアの視点も交えながら考えます。後半では、自殺のリスクアセスメントや支援に臨む際の基本的な考え方に加えて、監訳書『自殺再考』で紹介されている最新の理論や危機対応計画(Crisis Response Plan)など危機介入に関する研究知見も紹介しながら、若者の自殺対策を考えるための視点を整理します。架空事例を用いたケース検討を通して、知識を実際の支援場面に結び付けながら理解を深めます。また、援助要請を促すオンライン支援や多職種連携、支援者としてのセルフケアなど、組織や地域の中で持続的に若者を支える仕組みづくりについて考えたいと思います。自殺予防のために「何を理解し、どのような姿勢で周囲と協働しながら支援に当たるか」を考えるための初学者向けセミナーです。
【セミナーで学べること(習得できること)】
・自殺を多面的に理解するための視点
・若者・学生に特徴的な自殺リスク、援助要請、スティグマ
・日常的な関わりを通した一次予防の考え方
・トラウマインフォームドケアを踏まえた支援の視点
・自殺リスクの見立てと危機対応の基本的な考え方
・多職種連携や組織的な支援、支援者のセルフケア
【プログラム】
1.若者の自殺対策の基礎と最新知見
2.若者・学生の自殺リスクと一次予防
3.支援の実践:リスクアセスメント、トラウマインフォームドケア、CRPの考え方
4.架空事例を通して考える
5.質疑応答・まとめ
※プログラム内容は変更なる場合があります。
【講師】
髙橋 あすみ先生
北星学園大学社会福祉学部心理学科 准教授。
博士(医学)。公認心理師、臨床心理士。
大学における自殺対策や、インターネットやメディアと自殺の問題を研究テーマとする。
<講師からメッセージ>
自殺対策は専門的で難しいテーマであり、「自分の領域ではない」という印象を持たれることも少なくありません。実際に、どこから学べばよいのか迷いやすいテーマでもあります。しかし、若者を支える立場にある私たちにとって、「正解」を身につけることではなく、まず知り、考え続けることが大切だと感じています。また、若者の自殺対策は、一人の支援者だけで実現できるものではありません。このセミナーでは、個人への支援だけでなく、周囲と協働しながら若者を支えるあり方、安心して支援を受けられる環境づくりといった包括的な自殺対策について、皆さんと一緒に考えます。このセミナーが、自殺対策を学ぶきっかけとなり、これからの実践を考える時間になれば嬉しく思います。
【受講対象者】
・公認心理師・臨床心理士をはじめとする対人援助職(心理、医療、福祉、教育、受験資格保持者を含む)
・大学院生(心理、医療、福祉、教育系)
【ご用意いただきたい物】
特にありません。
【日時】
2026年9月19日(土)10:00~16:00
アーカイブ配信:2026年10月11日(日)23:59まで
【場所】
オンライン(Zoom)
【参加費】
6,000円(税込)
【臨床心理士資格更新ポイント】
本セミナーは臨床心理士資格更新ポイント〈2ポイント〉の対象です(臨床心理士教育・研修委員会規定別項第2条(4))。
※アーカイブ視聴でもポイント取得可能です。
【お申込み期限】
2026年10月10日(土)23:59まで