「米国の大学では、入試は専門の職員に任されていることが多いが、カルテク(カリフォルニア工科大学)では教授も合否判定に参加する。」「カルテクでは20年ほど前に、受験者の面接を義務付けないことにした。試験官によって基準がまちまちであり、労力に比べて得られる情報が少ないと判断されたからである。その代わりに、教授と専門職員が志願書類を徹底的に分析する。私はカルテクで教鞭をとるようになって13年になるが、高い数理的能力を持ち、知的冒険心に富む学生を教えるのは喜びである。膨大なエネルギーを費やし、受験者を一人ひとり丁寧に評価することで、学生の質が支えられていることを、入試委員を務めて実感した。」2014.01.08 大栗博司のブログ
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