•米国女性看護師76,464人。1980年から2010年まで追跡。16,200人が死亡。
•米国男性医療職(歯科医・薬剤師等)42,498人。1986年から2010年まで追跡。11,229人が死亡。
ナッツ類の摂取頻度は、自己回答の質問票を使い、一盛り(28g相当)のナッツ類を、平均して何回食べるかたずねた。質問票の調査は、2~4年ごとにくりかえして行なった。その結果、ナッツ類を「食べない・ほとんど食べない」グループと比べた場合の総死亡率は、「週1回未満」のグループが0.93倍、「週1回」が0.89倍、「週2~4回」が0.87倍、「週5~6回」が0.85倍、「週7回以上」が0.80倍だった。つまり、ナッツ類を食べる回数が多いほど、総死亡率が段階的に低くなるという結果だった。死因別にみると、ナッツ類の摂取による死亡率の低下がはっきりしていたのは、全がん、心臓病、呼吸器疾患だった。2013.11.29 apital