疲れると現れる「口唇ヘルペス」の原因である単純ヘルペスウイルスが、アルツハイマー病発症に関わっていることが慈恵医大の研究で分かった。症状が出る前に診断できる検査法開発につながる可能性がある。単純ヘルペスウイルスは、感染すると脳から顔面につながる三叉(さんさ)神経にすみつく。50歳以上では感染率が7割を超す。普段はおとなしいが、過労や過度なストレスで再活性化し、口の周りに水ぶくれをつくる。アルツハイマー病との関係が疑われていたが、はっきりしていなかった。2013.11.09 朝日新聞
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