大人になって「発達障害」と診断される人を支援するプログラムづくりに、医師らが乗り出す。国内には発達障害の大人が100万人はいると推定されるが、適切に診断や治療を受けている人は少ない。1日に研究会を設立して医療機関への普及を図り、各地でケアを受けやすくする。発達障害は、言葉の裏が読めない、予想外の仕事に対応できないなどの「アスペルガー症候群」や、衝動的な行動をとる「注意欠陥多動性障害」などが知られる。学生時代は支障なく過ごせても、社会人になると、仕事に優先順位をつけたり、場の空気を読んだりすることが求められるようになって問題が表面化、退職する人も少なくない。2013.11.1 朝日新聞
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