American Academy of Neurologyに発表された、片頭痛と収入の関係性を調べる調査で、収入が低いほど片頭痛に悩んでいる人が多いことが明らかとなりました。12歳以上の162,705人を対象に行われた調査によると、25歳から34歳の女性の場合、世帯年収が$60,000以上の高収入のグループでは20%が片頭痛持ちであると回答したのに対して、$22,500以下の低収入のグループでは37%が片頭痛持ちでした。女性よりも割合は低いものの、男性でもこの傾向は同様に見られました。さらに片頭痛に悩まされている期間は収入による違いはなく、このことから、“低収入である”というストレスが片頭痛の決定的な要因になっているわけではない、ということもはっきりしたのです。ただし低収入のグループの人は高収入の人に比べて、片頭痛がひどく欠勤などの弊害が多く出ていることも明らかとなっています。2013.10.24 美レンジャー
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