東京大学先端科学技術研究センター（JST ERATO 稲見自在化身体プロジェクト）

業務内容：
JST ERATO 稲見自在化身体プロジェクト
人がロボットや人工知能などと「人機一体」となり，自己主体感を保持したまま自在に行動することを支援する「自在化」の技術開発とそれに伴う認知心理および神経メカニズムの解析を行う．具体的には下記の3項目の研究を実施する．
(1)身体・行動のシステム的な理解に基づき，ロボット技術，機械学習，ウェアラブル技術，バーチャルリアリティ，拡張現実感，テレイグジスタンスなどを援用しつつ人間拡張のための研究開発を行い社会実装することを目指す．
(2)認知心理学に基づくアプローチによって自在化身体によって与えられる心理と行動変容の検証を試みる．自在化した身体に応じて人間の認知と振る舞いや生理反応がどのように変化するかを解析するとともに自在化身体の設計に活用する．
(3)脳機能イメージングと機械学習などを用いることで自在化身体を支える神経機構の解析を進め，編集された身体性がどのように神経系に表現されるのかを解明するとともに自在化身体における感覚-運動連関の最適化に基づく可制御性の向上を目指す．

応募条件：
着任時に博士の学位を有していること
望ましい専門分野
・ロボット工学，機械学習，バーチャルリアリティ
・認知心理学，社会心理学，行動解析
・神経メカニズム，脳機能イメージング

採用予定：
平成30年9月1日〜平成31年3月31日（毎年度ごとの更新）あるいは 平成31年4月1日〜平成32年3月31日（毎年度ごとの更新）

締め切り：
2018年05月23日