ホームレスになってしまうのは、自己責任だろうか、それとも社会の責任だろうか? 個人ブログ

デンバーの不動産屋ジョーさんは、毎日道端に立って物乞いをしているホームレスのクリスさんを見ていた。その看板には、「寒い、私はホームレス、空腹です。何か恵んでください」と書かれていた。もちろん、ホームレスのクリスさんのサインをみとめ、お金をくれる人は少ない。なんとか彼を助けることはできないのか、と考えていたジョーさんが考えだした。彼の会社(Re/Max)の宣伝の看板をつくり、彼を25ドルの日当で雇い、その看板をもって道路沿いに立っていてもらうことにした。その看板には、「あなたのお金は要りません。私は、ジョーさんに雇われて宣伝しています。家のことなら、Re/Max。連絡先は・・・」と書かれている。今では、多くのドライバーから声をかけられる、「クリス、仕事みつかったんだね!」と。毎日25ドルのペイチェックを手にすることになったクリスさんは、新しい服を買い、散髪に行った。彼の話がフェイスブックに共有されたことで、携帯電話やバスの切符、履歴書をも手に入れようとしている。
2014.1.4  ICHIROYAのブログ


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